スカイリムの植物ガイドブック
植物学者のスカイリムガイド
アグニタ・ファリア
北方の地域を野蛮だとか気候が心配という理由で避けている人は、損をしている。
実際、スカイリムは錬金術師が利用できる素材の宝庫である。
私は様々な土地を旅して、いくつかの発見をした。

出血の王冠
暗く湿気の多い場所で成長するためわかりづらいが、このキノコのかさは確かに血でまみれている。スカイリムではあまり珍しくないが、その豊富さは獲得の難しさで相殺される。経験豊富な植物学者なら誰でもわかるが、洞窟で最も暗い場所には普通じゃないキノコが隠れている。しかし、この強力な菌類はある鹿の角の粉末と合わせると、毒の影響を受けやすい調合物ができあがる。その実用性もラベンダーと混ぜた時はかなり明白で、高い魔法耐性を持つ物質となる。

デスベル
ハイヤルマーチの沼地で発見されたこの花に関する民間伝承は多い。不運な死が起きた場所に成長すると言う話もあれば、この花が不注意な人間や動物を死に誘うという話もある。これらの話を直接裏付ける証拠は見つからなかった。この花を見つけること自体、非常に困難だからである。毒としての利用方法がよく知られているが、デスベルの花が錬金の技術を向上させるのに効果的な点は見逃せない。

ドラゴンフライ
驚くべき数の昆虫がスカイリムの気候を生き抜いているが、多くは南側に存在している。ドラゴンフライは至る所で見つけられ、捕獲するのには骨が折れるが、その価値は十分にあると言えるだろう。オレンジ色と青色のドラゴンフライはまったく違う種類なのか、ただの色の多様さなのか判断を下すのは調査の範囲外だが、実験を通して、オレンジのドラゴンフライは海岸沿いで見つかる非常に硬いバーナクルと合わせると、その気まぐれな性質が移って植物学者の手先が器用になる事が分かった。



