top of page

セロナスの日記 第2巻



第四紀130年 星霜の月1日



いい場所を確保できた。リフテンにある、廃墟のような密輸業者の隠れ家だ。議員の一人であるシシェル・ガサリアンが以前に住民たちと仕事をしたことがあったため、現地まで案内してくれたのだ。


賢明な選択だった。この不愉快な企業家たちは何よりも金を最優先しているため、我々の冒険に喜んで協力してくれた。これだけの援助があれば、罠の設置もずいぶん早く終わりそうだ。罠が設置でき次第彼女の亡骸を用意し、クモをおびき出してやろう!




第四紀131年 暁星の月18日


準備は万端だ。後はひたすら待つのみだ。


彼がやって来たら魔法で無力化し、剣から切り離す。そして用意した装置に彼の生命力とマナを注ぎ込み、彼自身の力を用いて剣を彼から遮断する。つまり、彼は生きている限り装置に縛り付けられ、シールドも保たれる。




この計画が上手くいき、流血が避けられることを願うばかりだ。彼について知った今、我々は彼の死を望んではいないのだから。


剣から切り離すことができれば、更生させることすらできるかもしれない。確かに罪を犯しはしたが、同情すべき哀れな魂であることには違いないのだから。



bottom of page