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セヴィウルの日記



第四紀201年南中の月30日


死霊術の技を習得するには、修行のため死体の在庫が常に必要となる。


この浜辺では心おきなく修行に励めるが、唯一の懸念は小屋で休ませてくれるように頼んだ一人暮らしの漁民だ。薬と炎の塩鉱石をちらつかせただけで驚くほどうまくいった。


間もなく、鎮静の儀式を始めるつもりだ。そうすれば従順な獣が次々にやってくるので、そいつらで腕を磨こう。




第四紀201年収穫の月2日


儀式が終わり、マッドクラブがぞろぞろと命を捧げにやってきた。


自分の闇の魔法がもう強くなっていると感じる。ナイフを振り下ろし、命の火が目から消えるのを見る。手を上げると、再びきらめく。そしてまたナイフを振り下ろす。もう一度。他の連中は見つめているだけで、脆弱な精神では抗えない。




第四紀201年収穫の月7日


今日、面白い出来事があった。爪を生やした連中の集団が新たに海から上がってくると、そのうちの1匹が群れから飛び出して飛び掛かってきた。そいつはカチカチとハサミを鳴らしていた。幻惑が何らかの副作用を起こしたのだろう。穏やかな服従ではなく、狂乱に追い込んでしまったようだ。


幻惑は取りあえず解いて、浜辺のそばで見つけた生物で我慢することにした。




第四紀201年収穫の月10日


さらに多くのマッドクラブが殺意に燃えて海から上がってきたが、今度は多すぎて手に負えなかった。気をつけねば。


これは私のせいなのか? いや… 幻惑の儀式はずっと前に終わっている。奴らの中の何かに火をつけてしまったのではないだろうか。


まあいい。もう止めるには遅すぎる。



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