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ディムホロウ墓地に関する覚書 第3巻

ディムホロウ墓地に関する覚書

第3巻

アダルヴァルド 著

神学者たちを称えよ! ここに来て、ついにずっと求めていた大発見があった。すべての危険を逃れ、罠をかいくぐり、邪悪なドラウグルを避けた結果、ついにこの発見にたどり着いたのだ。

ディムホロウ墓地と、かつてスカイリムに存在した太古の吸血鬼の派閥との間に見いだしうる関連性を論じた覚書と資料の前巻において、この墓地で目にした何よりも格段に大きな、ある部屋について述べた。

悲しきかな、うろついていた数匹のドラウグルのために、墓地内で後戻りを余儀なくされた私は、この巨大な洞窟をじっくり見物する機会を奪われてしまった。

いやはや、ステンダールは偉大なり。私は今、ほぼ丸1日を費やして、その洞窟を探検したあとでこれを書いているのだ。

危険ではあったが、そうするだけの価値はあった。なぜならその部屋で、およそ名状し難いものを発見したのだ。

この巨大な洞窟の真ん中には、地下水の湖に浮かぶ石の島がある。この島の上には、アーチによって連結された石柱に囲まれた、精巧な造りの、儀式用の構造物としか説明できないものが建っている。

建築様式の違いは一目瞭然だ。この石細工を造ったのは古代ノルド人ではない。ここに来る途中の通路で見かけたガーゴイル像が、ここにもたくさん置かれている。

スカイリムにあるドラウグルの埋葬場所で、このような像があるのはディムホロウ墓地のみである。

実のところ、私は今や、この中心となる部屋の風変わりな構造物は、墓地が造られたはるか後に、まったく別の匠たちの手で造られたものだと確信している。墓地中にガーゴイルを配置したのも彼らに違いない。詮索好きな連中を怖がらせ、遠ざけるためだったのではなかろうか。

すべての符号が、この奇妙なアーチを造った古代の石職人たちの雇い主が、死霊術や吸血症に対して好意的な人物であったことを示しているように思える。

石細工の様式と造り手の技巧に関しては、古代ノルド人とはまったく異なる文化を持つことを物語るかのような意匠だけではなく、製作に用いられた技術からも違いが見てとれる。

たとえば石の切断や彫刻の際に使った道具も、最初に墓地を造った人々が持っていたものより、ずっと洗練されていたようだ。

自らの理論が疑う余地のないものであることがついに確認できて、とても気分がいい。だが、さまざまな疑問が残ってしまったことで落胆もしている。この新要素が墓地に付け加えられたのはどれぐらい昔のことなのだろう? それも誰が、どのような目的で?

ある一点に関しては、何の迷いもない。私は番人の間へ戻り、この発見を同士たちに伝えねばならない。私の発見をその目で確かめれば、もう彼らも私の理論をあざ笑ったり、私の努力を茶化したりはしなくなるはずだ。

それが済んだら自分の仕事に戻ろう。今のディムホロウ墓地は謎かもしれないが、ステンダールに誓ってその謎を解き明かして見せる。

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