top of page

アーヴェルの日記



手が震えている。ついに金の爪を手に入れた。これで古代ノルドの英雄の力もこの手の内だ。愚かなルーカン・バレリウスは、お気に入りの店の飾りがブリーク・フォール墓地への鍵だとは知る由もなかった。


あとは物語の広間へ行き、扉を開けるだけだ。伝説によると、卑しい者を近づけぬよう、ノルドはある試練を組みこんだらしい。だが、心配ない。なぜなら、「金の爪を手にすれば、答えは手の平にある」からだ。



bottom of page