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ハルヴァルの日記



数日前、仕事を探しに街へきた。ここの人々はいい人たちで、収穫すべき小麦とジャガイモはたんとある。だからゴールドはどんどん流れ込んでくる。


荷運びヤギのヒルダはもうすぐいらなくなるだろう… 私の骨はあちこちきしんでいるし、冒険の日々はすっかり過去のことだ。彼女の世話をしてくれる人を探そう。売ればいくらかにはなるかもしれない。年は取ってるが、まだまだ元気だしな。


ああ、スカイリムの荒野を放浪したのが懐かしい! 奇妙なものをいっぱい見たものだ。山のように高い松の木や、ノルドの古い墓、氷だけでできたさまよう霊魂に会ったことだってある!


いろいろな動物を手なずけようとしている人々にも会ったな。忠実な犬や、うちのヒルダみたいに頼れるヤギじゃダメなんだろうか。野生動物の中には手なずけられないものもいるだろうし。


ペットの兎を連れた錬金術師に会ったし、手なずけた狐を連れた盗賊に襲われそうになったこともある。だが兎も狐も、まあ従順なんだろう。だが、スキーヴァーを手なずけようとしていたあのスリはシェオゴラス同然にいかれてる。それに、あやうく食われかけた吸血鬼のことはあまり考えたくない… あいつは訓練したフロストバイト・スパイダーを連れていた! 考えるだけで寒気がする。



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