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キャラバン隊長のメモ



サドラスと合流して荷物を受け取った。奴らの隊長は元気そうだったが、他の連中は疲労困憊していた。さらにまずいことに、生き延びられなかったキャラバンの噂が飛び交っていた。ホワイトランへの途中でドワーフのオートマトンに囲まれたそうだ。


不安が部下の心に忍び込むことが心配だった。彼らの話が互いに裏付け合っている状況ではなおさらだ、火に油を注ぐことになりかねない。


他の隊長に考えがあればよいのだが。すでに脱走者が数名出ているし、攻撃が続くようなら、動ける者全員の力が必要になる。安全な酒場を捨てて、未知の恐怖に立ち向かえと説得するのは難しいだろう。


このドワーフがらみのやっかいごとがなくても、この先の道はさらに危険になる。山賊や狼などがうじゃうじゃいる。イノデス隊長に、ドレスのキャラバンとファルクリースへ迂回路を取れと言われた。主要な街道を避けることが、多少は目くらましになってくれるかもしれない。



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