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グレンウルフのメモ



ホルリクは私の拳にぶち抜けないものがあると思っている。だが壁もぶち抜いたし、人もぶち抜いた。


どれだけ鎧が厚くたって構うもんか。私の拳の方がもっと厚い。固くてタコに覆われていて、ドレモラみたいに醜いが、いい仕事をしてくれる。


史上最強の頑丈な鎧を持っているという戦士に会ったことがある。だが戦ったとき、あまりに強く殴ったから、その衝撃波で全身の骨の位置がずれてしまい、足の指が耳から出てくるほどだった。


だから例え鎧がもったとしても、中の奴はゼリーのように柔らかだ。クモだって大して変わらない。固い所もあれば柔らかい所もある。私が拳を固めて体重を後ろ足に乗せたら、もう誰にも止められない。



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