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ジャナスの日記



第四紀201年収穫の月15日


リーレ探検を手伝うように命じられた。以来休むことなく、必死に研究を続けている。私は古代アイレイド文書のページを任された。ブルーマの研究者から手に入れたものだ。


私のアイレイド語はそれほどうまくないが、元素の破片と遺跡の中の「眠れる守護者」については何とか分かった。ヴォノスが時間をもっとくれれば、こんなことは問題ではない。だが彼も我が主も短気なのだ。なんとかしよう。私の研究が必要とされている。


アイレイドは4つの元素が空気、水、大地、光だと考えた。私の理解では、破片がこの4元素を現わしていて、隠し部屋の「鍵」の役割を果たしているかもしれない。不毛と思われていた遺跡にいくつの大ウェルキンド石が隠されているか考えると、実に胸が躍る。


リーレに隠し部屋があるのなら、これがその開け方かもしれない。だがどうやって? どこで? 命を犠牲にしながら使徒たちがこの遺跡を隈なく調べたが、まだ何も見つかっていない。文書の研究を進める。


第四紀201年収穫の月17日


ヴォノスからの緊急指令で、最後の探検隊とリーレに潜入して大ウェルキンド石を探すことになった。彼らに同行して、探検隊を率いろということだ。ステンダールの番人たちが我々を追っているらしいので、急がねばならない。


これしきのことに研究を妨害させるわけにはいかない。もう少しで手が届く。



第四紀201年収穫の月17日


私の前に入り、最期を遂げた者たちに冥福あれ。待ち受ける恐怖について考えないようにした。


我々のひたむきな探求がアイレイドのワイトを目覚めさせてしまった。彼らは石棺の中に封じられ、数百年の間身を横たえて待っていた守護者たちで、中にある古代の力を守るために蘇ったのだ。


しかし、全てが終わったわけではなかった。リーレの墓地で4つのウェルキンド石ホルダーを発見した。それぞれ金に彩られ、北、南、東、西に位置していた。方向は4元素それぞれに対応している。


北は上方ゆえに空の空気(ウェル)。


南は大地(セルセン)で足元だ。


東の光(アレイタ)は朝日。


西はそれを水(ネン)が飲み込む。


アイレイド文書の図表がここのパターンに符合している。破片を回収し、正しいホルダーに配置すれば、大ウェルキンド石を収納した秘密の部屋が姿を現わすはず。




仲間は倒れ、私も負傷した。残念なことだ。大学の地下でこの石をより有効に活用できるという噂を耳にしていたのに。もう少し、耐えるんだ…



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