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ヤクトゥの日記



踵を返してシロディールに戻ろうかと思った。ビョルムンドが黙らないからだ。朝から晩までスカイリムではああだ、スカイリムではこうだと続けている。まだ山を越えてすらいないってのに。だがマラキャスにかけて、奴は止まらなかった。


奴は様々な伝説とそれに関わった何百というラグナル家の連中のことを話し続けた。一族について何時間も話し、ハチミツ酒については何日も。時にはそれらに関する歌も歌った。沈黙という選択肢はなかった。私の受ける刑に沈黙が追加されても、一向に構わなかったのだが。


だが鍛冶屋としては聞き飽きない話が一つあった。スカイフォージのことだ。


「古代の遺物だ。大いなる石の鷲が見守っているんだ。春には、お前もその羽根の下で武器を作っているさ」


私は信じた。嘘だと知っていたのに。スカイフォージは伝説の職人のためのもので、私は指名手配犯だ。衛兵が追求をあきらめないかぎり、私は死ぬまで山賊のためにオークプレートを作り続ける。私の作品を使う資格のない愚か者ども、そのありがたみを理解する脳みそもない連中のためにだ。


ビョルムンドの暖炉と故郷の話にイライラさせられるのは何よりもきっとそのせいだ。スカイリムで歓迎されるわけはないし、それはどこでも同じだ。私たちはクリムゾンダーク。故郷はあったが、もうなくなった。



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