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ガンドノールの最後の願い



信頼する友人であり仲間であったガンドノールが眠りについた。彼を見守るため、そして疲れた旅人たちに安らぎを与えるために祠を建てた。


生前に所有していた数少ない財産の中でガンドノールが最も大事にしていた物は、コイントスで勝ち取ったことで有名な、鋭く尖った水晶でできた戦鎚だった。何ヶ月もかけて調査を行ったガンドノールは、この槌は異界の財宝の類であると信じるに至った。亡くなる直前にガンドノールは言っていた。「シヴァリング・アイルズを歩いた者」が取りに来るまで、この財宝を隠しておいてほしいと。私は忠実に従い、強力な幻惑呪文によってこの財宝を隠すことにした。


呪文を解くにはまずこの槌の原料とされている「琥珀」と「狂気の鉱石」が必要だ。これらの鉱石はもし実在するとしたら、それ自体が財宝と言えるほど貴重な物だ。付呪が上手くかかっていれば、ガンドノールの遺体近くの燃えさしに鉱石を入れると、初めて呪文が解けるようになっている。


ガンドノールが正気だったなら、この比類なき武器はいつか再び正当な持ち主の手に渡るかもしれない。



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