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エランヤの調査メモ
南中の月10日
ウィンターホールド大学に到着した。学者仲間ということで、寛大にも広大な図書館の利用を許可してくれた。ありがたい話だ。ウィンドヘルム北にあるシヴダーの安息所からは、ほんの少し移動するだけでも骨の髄まで冷え切ってしまっていたからだ。シヴダーの墓の入口付近で見つかったおぼろげな碑文だけを頼りに、墓へ入る方法を突き止めなければならない。
目的は、シヴダーのアミュレットの在処とシヴダーの宿敵、マグラシの墓の在処を突き止めることだ。まずは古代ノルドの英雄に関する文書に手を付け、そこから辿っていこう。
南中の月13日
残念だが、今のところ成果は出ていない。しかし、私は諦めない。答えはこの書庫の中で眠っているに違いないのだから。
南中の月14日
突破口を見つけた! 伝統として、シヴダーのアミュレットは代々父から息子へと受け継がれてきたという記録が見つかった。私が正確に血筋を辿れているなら、現在生きているシヴダーの末裔は、ホワイトランに住むバトル・ボーン一族だ。そうだとすれば、シヴダーのアミュレットはバトル・ボーン家で一番若いラーズ・バトル・ボーンが所有している可能性が高い。バトル・ボーン家に問い合わせよう。
南中の月19日
詳細は不明だが、マグラシはかつて竜教団の有力な司祭だったようだ。銀山の正当な所有権を巡ってシヴダーの兄弟を殺害したらしい。イヴァルステッド近くの隠匿の炉床墓地に埋葬されたと言われている。
シヴダーの安息所に戻ってさらに調査を進めてから、東のウィンドヘルムに向かおうと思う。この危険な仕事に協力してくれる有能な傭兵が、何人か見つかるかもしれない。
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