タムリエル図書館

The Elder Scrolls Book Library

ヴォルクの日記

14日目

分かってはいたが、もっと早い段階で発掘への参加を志願すべきだった。モリックは何ヶ月も前から「東の山脈の奥深くに超自然的なエネルギーが存在しているのに気づいた」と番人たちに話していた。“ルーンヴァルド”の遺跡だったか、何千年も前のノルドの部屋だったかについて書かれた古い魔術書を、何冊か見つけたとも言っていた。だが私はこう思っていた。「そんなに古くから存在しているなら、なぜこれまで発見されなかったんだ? この辺をぶらついてる冒険者は山のようにいるじゃないか」

他の番人たちも私同様、他にもっと大事な仕事があると思っていたようだ。だがモリックは隊を引き連れて発掘に向かった。そして長く埋もれていた寺院を彼が発見した時、私は山積みのクソに埋もれたトロールのような気分になりはしなかったか。

すぐに彼からできるだけ多くの人員を送るよう懇願する手紙が番人の間に届いた。だが当初私は志願しなかった。まだ本当の話とは思えなかったからだ。しかし一番大きな部屋を掘り当てたという知らせを受け、助っ人となるために荷造りしてこちらへ向かったのだ。昔から歴史に名を残したいと思っていた。それに“遅くてもやらないよりはまし”という格言もあるではないか。

だが格言は“遅れてきた者は見張り番しかやらせてもらえない”という点には触れていなかった。1日中ひたすらここに座って、山賊やオオカミが来ないか見張っているが、どちらも見かけた試しはない。大抵は物資を取りに上って来る発掘作業員が見えるだけだ。正直なところ、彼らも滅多に姿を現さなくなったので、気になっているのだが…


19日目

さて、もう3日間、誰も上がって来ない。最後に出て来たのはアパだったが、妙にうつろな目をして少し歩き回っただけだった。フロレンティウスと私に、都合がつき次第下に降りて来いと言うと、彼は重い足取りで戻っていった。

何かがおかしい。それが何なのか、つきとめてやろうと思う…


- ヴォルク

From ID
020135CB
​Editor ID
DLC1RuunvaldJournal01