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世界放浪の書 第XI巻

世界放浪の書


第XI巻: ソリチュード



スパティオール・ムニウス 著




ようこそ、友よ。最新巻では、ソリチュードを紹介する。スパティオールはインペリアル・パワーのおひざ元であるこの場所に来れて非常に幸せだ。今回は、人々から歴史や街を作り上げる建築物にいたるまで、その豊富さをご覧いただこう。



いつものように、街の城壁の外側から紹介しよう。今回はソリチュードの巨大な門へつながるすべての道に通じる、丘のふもとから旅を始める。



ソリチュードの環境



丘を登って街へ行く前に、風景を楽しむことをお忘れなく。桟橋へ導く小道を散歩すれば、巨大なアーチの景色を楽しめる。



元来は、歴史的建造物かつソリチュードの港の風避けとしての役目を担っているが、防衛を容易にする巨大なアーチは、古代のノルドにとって理想的な建設用地にもなった。



街は次第にアーチの長さ目一杯にまで大きくなった。この成長はついに、スカイリムの上級王と女王の家であるブルー・パレスの建設にまで至った。宮殿については後ほど紹介しよう。



ソリチュードの門



ソリチュードへの入り口は2つの門と3つの塔で守られている。交差路に位置する1つ目の塔がスカイタワーだ。大概は見張り塔として機能しているが、戦時にはバリケードが側の道にまたがり、最前線で防衛の役目を果たす。



2つ目の塔と最初の小さい門は、まとめて突風の門と呼ばれている。まずはここで敵の攻撃を防ぐことになる。最後の最も印象的なのが嵐の門だ。



街の中央門の中にあるドール城は常に巨大な壁に囲まれていたが、上級王アーリンが即位するまで、ソリチュードの外壁と門は増築されなかった。



中央門の左側を見上げると、丸みを帯びた建築を好むアーリンの趣向が窺える。それは後ほど、ドール城の増築部、アーチ内部、それから風車でもご覧頂けるだろう。



これから門を抜けて、ソリチュードの主要な商業地域に入る。



ウェル地区



ソリチュードの門の内側に足を踏み入れると、街全体の景色を目にできる。目の前には旗をたなびかせ、皇帝の塔が高くそびえ立っている。スカイリムの統合とブルー・パレスの建設前に、ハーフィンヌガルの王が住んでいた場所だ。皇帝の塔は現在、街を訪れる皇帝たちをもてなす場として使われている。



左右にあるのはソリチュードの宿屋と各種の店だ。ここではスカイリム内の素敵な輸入品が手に入る。結局のところ、ソリチュードはタムリエルへの海上航路に便利なアクセスを持つ豊かな街なのだ。



さらに進むと斜面があり、ドール城へとつながっている。ここから、本当にこの石造りの砦の迫りくる存在感を体感できる。1番左にあるアーリンが増築した尖った屋根の塔はかつて、兵舎と刑務所だった。現在では、ここソリチュードの軍事力の中心部となっている。



右側に迫る皇帝の塔の先には、風車へと続く優雅に弧を描いた橋を垣間見れる。上級王アーリンの時代にでき、有名なジュッテ船長がドール城に入るのに使われたと言われている。ジュッテ船長と王は単なる商売上の関係だったと主張する歴史学者もいれば、2人はもっと親密な間柄だったと信じる者もいる。



橋を渡ると風車がある。塔と風車はソリチュードの象徴とも言える歴史的建造物である。風車はかつて、今でいう東帝都社の倉庫の門を開くのに使われていたが、現在、その役目は湾岸労働者たちが担っている。



風車の影の中に、屋外市場と井戸が見えるだろう。ここでは、ソリチュードのみで作られている有名なスパイス入りワインなど、地元のごちそうがたっぷり買える。



ここから斜面を上ってドール城の中庭に入るとしよう。



ドール城



ドール城の中庭に足を踏み入れると、現在のドール城の扉に垂れ下っている旗を目にするだろう。



中庭の突きあたりには、立派な神々の聖堂がある。ソリチュードの創設者はとても信心深かった。そしてすべての神々がひとつの聖堂で奉られているのはスカイリムではソリチュードだけである。この3つ全部の建物内を見る価値はあるが、開放されているのは聖堂とドール城の軍事棟だけだ。



聖堂の中を探索するなら、正面の小部屋は見逃せない。タロス崇拝が禁止される前、かつてタロスの祠があった空っぽの小部屋を見ることができる。



中庭からドール城と聖堂の間を抜けると、まずブルー・パレスが目に飛び込んでくる。道なりに進んで、左側に見える吟遊詩人の大学の大きな建物の外で足を止めることをお忘れなく。階段の脇にあるカリソスの炎が特徴的だ。



有名な吟遊詩人に由来して、炎が燃える限り大学は存在すると言われている。



吟遊詩人の大学



吟遊詩人の大学の階段から見上げると、大学がブルー・パレスよりも高いことが分かる。ここで訓練する吟遊詩人たちの歴史に関する詩は、スカイリムの至るところで耳にすることができる。機会があれば“オラフ王”が火あぶりにされる古代の祭り、オラフ王の焚刑をぜひ体験してもらいたい。



大学から道を進み続けると、最終目的地のブルー・パレスの中庭に着く。



ブルー・パレス



ブルー・パレスは何世紀もの間、スカイリムの上級王や上級女王でもあったソリチュードの首長の家だ。入って左側にある北東の棟の上層階には首長の住居と宮廷があり、下層には召使いたちが控えている。



ペラギウスの羽として知られる1番南の棟は荒廃した状態となっている。有名な上級王、狂王ペラギウスの名に由来するその場所には、王の幽霊が出没するという。ペラギウスの死後、棟には鍵がかけられ、放置されたままとなっている。



ブルー・パレスの中を探索してみるといい。堂々たる吹き抜けの空間と、宮廷の部屋は見逃せない。



その他の興味深いところ



ソリチュードの壮大さをいろいろと紹介したが、まだ見どころはある。街の壁には簡単に近づけるため、よじ登って素晴らしい景色を眺めるのもいいだろう。ソリチュード港はスカイリムで最も大きく、一見の価値があるだろう。




世界放浪の書第6巻は以上で終了となる。スパティオールの次なる目的地は分からないが、彼が行く先々で、最高の見どころを記録するのは間違いない。



スパティオール・ムニウス、世界の旅人

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000ED061
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Book2CommonSolitude