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エドワードからの手紙



最愛の妹エルワン、


お前の上品な言葉遣いはまるで落石のようだ。確かに私は生きている。そして約束は忘れていない。もう一度言っておくが額面通りに受け取るなよ。


いいか、誰かが「お前は私の死神だ」と言うとき、それは殺してくれても構わないって意味じゃない。呆れ果てたってことを愛情を込めて表現している。まあ、お前はニュアンスをつかむのが得意じゃなかったな。


断っておくぞ。こういう文通は私たち双方にとって危険だ。だから本当に約束を守りたいなら、返信しないのが一番だ。時がきたら、こちらから会いに行く。


ああ、商人のガンサーにやさしくしてやってくれ。あいつは私からのプレゼントだと思うんだ。私たちの昔の活躍を描いた本も同封しておく。


もう知っているとは思うが、誰かが我々の冒険を執筆することに目覚めたようだ。誓ってもいいが、私じゃないぞ。でもお前の描写は誠実で、頑固なところもしっかり描かれてるのは気に入った。


-- エドワード



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