タウのグルメ：理念

1万年以上昔の農業革命以来、人類は食物を育て皿に載せるまでのプロセスを加速させようとしてきた。だがそれには常に品質という代償がついて回り、工業的農業といったような恐ろしい所業に行きついた。それが手抜きを招き、最終的にはよりひどい品物の生産にたどり着いた

そして我々はそれを受け容れてきた。我々はフリーズドライの時代に生きている。だが、そうでなくてもいいのだ

タウのグルメがそれを変える。新鮮な食品を安く、どこでも手に入るようにする。家畜や作物を自然が意図したように育てる。そしてスマートなオートメーションを使って、新鮮さのピークにおいて収穫、処理し、二度とフリーズドライを使うことのないような速度で出荷する

大きな任務だ。そして達成には集中力、イノヴェーション、決意が必要になる

有人星系の食を変える挑戦に挑む覚悟はいいか？

じゃあ始めよう

-コウテ・コーディロ

プラン

我々は未完成の傑作のど真ん中に突っ立っているんだ。UC軍がやってきて信じられないような機器を設置し、ほとんご使うことなく、戦争が終わるとそれを朽ちるに任せた

それから20年経った今、我々がここにきてすばらしいチャンスを手にしている。この場所を生まれ変わらせるのは楽なことではない。我々みなが倍（3倍、4倍か？）の努力をすることになる。だからもし辛くなったら思い出してくれ。きっと他のみんなも同じ思いだって。それはつまり、もし他の誰かの負担を軽くできる立場にいたら、ぜびそうしてぼしいということだ

同様に本事なことは、決められた休みだ。これは仕事の分担に組み込まれている。だからもし休憩時間/日/週間にあるなら、腰をおろして深呼吸をしろってことだ。景色を楽しめ。仕事以外のことに考えを巡らせろ。まとまった時間があるなら、ニューアトランティスに帰って気晴らしをしろ。名案は意外なところで生まれる。そして有人星系の食品の仕組みを作り直すには、たくさんの名案が必要だ

それからもう一つ極めて重要なことがある。サバイバル訓練はオプションじゃない。この星には我々しかいない。UCは我々がここにいるのを知ってはいるものの、予期せぬ事態が起きた時に備えて、我々一人一人がここで生き抜く術を知っておく必要がある

最後にどんなことでも何か問題があったら、関連する分野の担当者に連絡してくれ。もしその専門分野の担当者と折り合いをつけられないようなら、遠慮せずコウテを呼んでくれ

担当分野

コウテ：全体的な方針、作物/家畜の選定、業者との調整、専門分野間の仲裁

イアン：システムデザイン/実装、自動化プログラミング

マリア：施設修復、防衛施設設置、施設のメンテナンス、自動化メンテナンス

アンドレ：作物/家畜の生育、レシピ作成、我々全員を生かしておく（食品関連）

ランバート：我々全員を生かしておく（保安関連）、サバイバル訓練

雑用リスト

ああ、そうだ。我々は既存の食べ物を作り直すつもりだ。だが、我々はみな他の人類から離れ、集って暮らしている

つまり、君の両親は片づけをしてくれないということだ

誰にも交代制の役割がある。頼まれる前にやってほしい

コウテ

洗濯

イアン

共同エリアの整理

マリア

ゴミ焼却

アンドレ

堆肥作り

ランバート

武器の手入れ（この役割は他の者が火器の扱いの資格を得るまで交代制にならない）

夜警ローテーション

コウテ

イアン

マリア＞＞

アンドレ

ランバート